仙台市立病院
こちらでは“もし、仙台市立病院で働いたらどんな生活になるか?”について考えてみたいと思います。
大きな病院で働いてみたいという方には安定志向の強い方も多いでしょう。そういう方にとっては、市立病院という安定性の高い運営形態が魅力的に映るのかもしれません。
「仙台市立病院」の特徴
数多くの診療科目が揃っている一般的な大病院、仙台市立病院。
血液内科・脳神経外科など様々な病気に対応できる診療科を設置しており、まさに地域を代表する医療機関といえます。
様々な診療科目で経験を積むことで、看護師としての能力を磨くことができるでしょう。これは大規模病院だからこその特権と考えることもできます。
ただ、市立病院の場合は実質的に終身雇用になりますから、キャリアアップの有り難みはやや半減かもしれませんね。
もし仙台市立病院で働いたら…
仙台市立病院のスタッフは、全員が公務員です。
仙台市の運営する病院で働くということは、即ち仙台市に雇われること。地方公務員の待遇で雇用されることを意味するのです。
さすがに市役所の公務員とは違うので“残業ゼロ&朝9時~夕方17時で帰宅”というわけにはいきません。しかし、それでも一般的な病院で働く看護師よりは負担が少なくなると予想できます。
今や一般企業では“終身雇用・年功序列”など過去の話になりつつありますが、公務員として働けば長期間にわたる安定を手にすることも可能でしょう。安定志向の方にとってみれば、賢く不景気を生き抜くための大きな選択肢かもしれませんね。
一般の病院との違いをどう捉えるか
市立病院は公的機関ですから、営利目的で運営されている病院とは根本的に異なります。そして、それは良いことばかりではありません。
いわゆる“お役所仕事”という言葉ではありませんが、フレキシブルに患者のために対応していくようなサービス精神には欠ける場合もあるようです。(これは仙台市立病院がそうだと言っているのではなく公的機関に対する一般論です。)
どんな職場に適応しやすいかは人によって異なりますから、自分が公務員に向いているのかどうかを含めて良く良く考えるべきでしょう。
仙台病院福利厚生について
仙台市立病院は老朽化に伴い、平成26年11月に「あすと長町地区」に移転しました。その際に設備が新たに追加して福利厚生が充実しています。
引用元:民間医局レジナビ
ですから、市立病院1本に絞っての転職活動は少々難しいかもしれません。仮に転職をお考えの場合、民間の病院を含めて複数の候補をリストアップする必要があるでしょう。