転職編
こちらでは、看護師さんたちのセキララな本音：転職にまつわるあれこれをお伝えしたいと思います。
転職の理由・転職の際に役立った知識…公の場では建前に隠されてしまう、本音の意見を見ていきましょう。
看護師の転職：アンケート1
建前（67％）
本音（33％）
◎“建前”の方々の意見
「職場の人たちと険悪だったので、とてもじゃないけど本音でなんか話せなかった…。」
「色々言いたいことはあったけど、最後くらいは立つ鳥跡を濁さずで行こうかな、と。」
「余計なことを言って互いに嫌な気分になるくらいなら、“一身上の都合”で済ませたほうが楽。」
◎“本音”の方々の意見
「あまりに腹が立ったので、辞める時くらいは言うべきことを言ってしまおうかと…。」
まあ、これは看護師に限ったことではないでしょう。どこの職場でも“言いたいことを言って辞める”というのが難しいものです。
「上司への不満をぶちまけて辞表叩きつけてやる！」なんていうのはドラマの中だけの話ですよね…。
看護師の転職：アンケート2
- 結婚・出産・育児などの家庭的事情（20％）
- スキルアップ・キャリアアップ（15％）
体調不良・病気（7％）
◎1位の方々の意見
「本当は別の理由だったんですけど、出産や育児だと他の理由よりは認められやすいから。」
「結婚しても仕事は続けるつもりだったけど、今の職場よりは他のところに変わったほうが良いと思って転職することにしました。」
◎2位の方々の意見
「具体的なことを言いたくなかったので“キャリアアップ”という一言で済ませてしまいました。」
◎3位の方々の意見
「体調不良というのは嘘じゃないけれど、職場の心労で精神状態が悪くなったことが理由。けど、そこまで言えば角が立つので…。」
確かに結婚や出産を機会に退職する人は多いですが、その全てが“本当に結婚して家庭に入る”というわけではないようです。ずっと辞めたかった職場を辞めるのに“ちょうど結婚することだし、これを機会に…”というきっかけにすることが多いのでしょう。
ただ、ストレスを溜め続けるくらいなら、何か適当な言い訳を盾に転職するのも良い判断だと思いますよ。
看護師の転職：アンケート3
- パワハラ・いじめなどの人間関係（41％）
- 上司や経営者への不満（13％）
- 労働環境への不満（9％）
◎1位の方々の意見
「師長が無視してきたり私にだけ激務を課したりと毎日のように嫌がらせをしてきて、ほとんど鬱病寸前にまで追い込まれた…。」
「職場のいじめに耐えられず自殺した看護師・医師を見たことさえあります。悩んだ末、私はそうなる前に転職することにしました。」
◎2位の方々の意見
「毎日のようにパワハラを受けて、不満を言うと“黙って耐えている子も多いのに、文句が言えるだけ気楽でしょ”と返された。みんなが耐えていると分かっているなら、なぜ環境を変えようとしないの？」
◎3位の方々の意見
「あまりのストレスで休暇の希望を出すも、あっさりと拒否されました。これ以上続けると本当に病気になってしまうと思い、転職を決意。」
圧倒的に多かったのが、職場の人間関係でした。いじめ・パワハラといった問題は、個人的な領域を超えて社会問題にもなってきています。病院のように閉鎖的な職場環境だと、外部の目に触れにくい分、状況が深刻化しやすいのかもしれません。
ただ、耐えられないほどに深刻なのであれば、転職して新しい環境を求めるのも一つの手だと思います。
看護師の転職：アンケート4
- 転職サポートサイト（45％）
- 職場へ直接応募（13％）
- ハローワークなどの支援機関（8％）
◎1位の方々の意見
「色々なところを試したけれど、単に転職先を紹介してくれるだけのサイトじゃなくて積極的にマッチする職場を探してくれるサイトがオススメ！」
「託児所のある職場がないか、一緒になって真剣に探してくれた！“看護のお仕事”っていうサイトのおかげで最高の職場に出会えました。」
◎2位の方々の意見
「転職サポートサービスなどに詳しくなくて、直接応募する以外には思いつきませんでした。かなり苦戦の末に転職を成し遂げましたが、決して順風満帆の転職活動とは言えなかったと思います。」
◎3位の方々の意見
「どうにかこうにか転職はできたものの、やっぱり民間のサポートサイトを使った友人のほうが好条件の職場に行きました。ちょっぴり後悔はあります。」
転職経験のある方々の回答を見る限り、民間の転職サポートサイトを用いた方が最も良い結果を手にされているようですね。
単に転職先を紹介してくれるだけでなく、希望条件に見合った職場を見つけるまで求職者と一緒になって色々と考えてくれるところもあるようです。転職をお考えであれば、まずは良質なサポートサイトに登録してみることをオススメします。